日本認知症協会の理念

最近、人やものの名前が思い出せない。
ぼんやりすることが増えた。
ど忘れやうっかりミスをするようになった・・・。
こんな現象に心当たりがあるとすれば、それは、ひっそりと認知症が進行し始めている兆しかもしれません。
高齢化にともない、続々と患者が増え続ける認知症。団塊の世代が75歳になる2025年には3人に1人が認知症になるという予測もあります。
いわゆる認知症予備軍(MCI)とされる人たちは、何も対策をしなかった場合、約60%が5年以内に介護が必要な状態になると言われています。

つまり、症状が顕著になってから対策を始めたのではすでに手遅れなのです。

高齢化社会においてますます増加されることが予想されるこの認知症に対し、認知症の方々だけでなく、とりわけMCI(軽度認知障害)の段階での「早期発見・予防」をすることの意義・重要性を社会に広め、認知予防に貢献することを目的として設立されました。

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